ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

『豊饒の海』三島由紀夫を読んでいる

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随分昔に読んだ三島由紀夫の遺作を読み返している。もう30年ぶりくらいに読み直して、驚いてる。こんなに面白かったんだ💦という感じだ。

 

幼い頃に打ちのめされたその文章のペダンティックな側面にはもうやられない。それくらいには俺は年老いている。言うまでもない、作家の最後の年よりも、今の俺は年老いている。だから、僭越ながらその言辞に幻惑されるよりは、初読の時には気付かなかった展開などに魅了されている。

 

そうやって魅了されるまでに俺は成熟したのだと祝いでいるのだ。だから毎日が楽しくて仕方がない。ああ、こうなると残りの人生を『決定版 三島由紀夫全集』を読んで過ごしていきたくなる俺だ。

 

全44巻、月に1冊読んだとして、2年は耽溺できるわけだ。もう一度、言おう。この世は面白いもので充ちている。