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ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

せつなさ

雑感

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橋本治の『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』は大島弓子綿の国星」のくだりで、「悲しい時、人は涙を流し、嬉しい時、人は微笑む。しかし、せつない時、人はただただせつないだけだ」…確かそんな記述があったように思う。

 

そして、もっと昔、三浦雅士が「現代に於いて、人が何かを表現しようとすると、”懐かしさ”の位相まで身を引かなければならない」と、そんな意味のことを書いていた。

 

胸が締め付けられるような感じ。このせつなさとは、いったいなんだろう。昔、付き合っていた女の子は「人を好きになった時の、グラスの中をシャンペンの泡が昇るみたいな、この感じが好き」とか言っていた。

 

YMOは、「胸キュン」と唄い、憂歌団は「胸が痛い」と歌う。

 

なにかまどろっこしいことを、持ってまわって言っているようだが、要は、その「せつなさ」というものが、色々な運動の原動力になっているんじゃないだろうかって考えたのだ。

 

他に行きどころのないせつなさを抱えて、居てもたっても居られなくなった時、人は脇目も振らずになりふり構わず、何かに集中する。一心不乱に仕事をしているようで、実は、その人のことを考えていたり、する。

 

まとまらないけれど、久しぶりの更新は以上だ。