ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

サヨナラCOLOR


サヨナラCOLOR - エンディング - YouTube

 

不明を恥じるわけだが、この映画のこと、この曲のことを何も知らないままで、生きてきた。

先日友人に教わって、それ以来のヘビーローテションだ。ギターでも弾いた。自分でも歌った。友だちにも歌って聞かせた。聞かされた方には迷惑だろうが、気に入っているのだから仕方がない。

 

この曲を演奏する『Super Butter Dog』のことも知らなかった。知らなかったが、その中でキーボードを弾いていた池田貴史のことは『レキシ』で知っていた。フザケたやつだなと笑いながら、「狩りから縄文へ」のラップパートを覚えようとしたからだ。

 

♪どんぐり拾って食べてた/あの頃の夕日赤かった

貝は食べ捨て貝塚/海沿い移動するいつしか♪

 

こんな歌詞を文化と呼ばずになんと呼ぶのか。だから、『Super Butter Dog』に辿り着くことだって出来たはずなのに、俺はボヤボヤしていた。

 

それはもう良い。今は知った。

 

サヨナラCOLOR」だが、甘い歌詞を抑制の聞いた歌声がなぞる。自分のしたいことをしたいようにしなよという当世風の歌詞だが、友人の娘から、カナダに留学しようと思うという話を聞いた後だったから、「旅立つことには勇気が必要だけど、自分の意志に忠実に」的な呼びかけに共感したのだ。

 

のだが、それだけではない。何よりもマイナスのイメージで縁取られる「サヨナラ」に「サヨナラから始まることがたくさんあるんだ」とプラスに転化するその回転が心地よかったのだ。

 

何ひとつマイナスなことはない。サヨナラだってプラスになる。「忘れ」られた「僕」自身のことだって、肯定できる。

 

この動画、映画のエンディングだから 曲の前に多少のやり取りがある。曲だけの動画を選ぶべきだったのかもしれないが、そのある種のノイズをそのままにしておきたい。そちらの方が、この曲に向いている。