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ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

妄想

ずいぶん長いあいだ妄想癖に取り付かれている。

 

小学校の頃、友だちの家に行って『ハレンチ学園』を読んだ時からだろうか。歯医者の待ち時間に、週刊誌で小島功を読んだ時からだろうか。

 

地下に秘密基地を作って、いい感じの女の子が通りかかったら、その地下に落ちてくるような落とし穴を作る…全く同じ趣旨でみうらじゅんがマンガを描いているのを読んだ時、俺は快哉を挙げた。そして、がっかりした。俺は妄想内に於いてもオリジナリティがない。

 

しかし半世紀を越えて、まだそんな妄想内にいる。そして、俺は気がついている。

 

俺だけじゃない。

 

高齢化社会にあって、世に、そして夜に溢れているこの妄想を上手にすくい取った者が次の覇者だ。スタイリッシュで、ノーリスク・ハイリターンな妄想の昇華。

 

走れ、じいさん。くねれ、ばあさん。

 

若々しいじいさんーーーではなく。みずみずしいばあさんーーーでもなく。じいさんはじいさんとして、ばあさんはばあさんとして、ファッショナブルなフレームの中に入れること。その妄想ごとね。