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ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

反対向きの電車

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昔は…例えば小学校の頃は、どれほどの時間があったのだろう。夏休みなんかは退屈で退屈で仕方がなかったような気がする。半透明に揺蕩う時間、時に淀み、時に淵となる、そんな時の流れ方がいつまで続いたろう。

 

今どきはそんなわけにもいかないのだろうが、俺の頃は、大学時代ぐらいまで続いたように思える。ぼんやりと、木偶の坊を絵に描いたように、階段に腰掛けて夕日を数えるような時間があった。

 

それに引き換え、今のこのバタバタした感じはなんだろう?朝起きてお湯を沸かし、シャツにアイロンを掛け、朝食を食べ、歯を磨き、髭をあたり、ネクタイを締めて家を出たら、もうすぐに夜になる。

 

これは良くない。これは良くないよ。

 

職場と反対向きの電車に乗ろう。次の日、怒られたら謝ろう。

 

どっちを向いても損得勘定ばかりの見出しばかりで、ダダイズムシュールレアリスム脱構築は見当たらない。スコーンと突き抜けた谷岡ヤスジの描く海岸線のような一日を欲するのだ。