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ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

もの凄く歌う

雑感

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俺の住んでいるのは郊外の比較的静かな住宅街だ。どれくらい静かかというと、テレビのボリュームは15を越えないではっきりと聞こえる。逆に言うと、20を越えると辺りの気配が気になるくらいだ。

 

そう表現したら、テレビのボリュームなんて機種によって違うのだから、15を越えないなんて言っても分からないよって言われたことがある。

 

でも、なんとなく分かるでしょ?夜は遠くから列車の走る音が静かに響いてくるような場所だ。単車に乗ろうと思ったら、少し引きずって家を離れた所でエンジンを掛ける。それくらいの配慮が必要になる地域だ。

 

そんな静けさをものともせず、この何ヶ月か、夜の10時の前後1時間に渡って、誰かが大声で歌を歌っている。その歌は、決して上手いとは言えないその歌は、小一時間続く。

 

初夏の候になり、窓を開けて風を入れるようになって、それは顕著だ。

 

その曲調と声の感じから、恐らく高校生くらいかと思われる彼は、とにかくもの凄く歌うのだ。ギターとかピアノとかの伴奏があるわけではなく、くっきりと声だけが響いている。

 

アカペラで歌う岡村靖幸という感じだろうか。

 

妻の意見ではヘッドフォンで曲を聞きながら、それに合わせて歌っているではないかと。そう言われれば、自分の声のモニターができていない不安定さと、ファルセットも忠実にトレースしようとする思い切りがある。

 

迷惑かと言われれば迷惑なのだが、面白いかと言われれば面白い。ちっ、うるせえなぁと思いながら応援している。無責任な近隣住民を決め込む俺だ。