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ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

残波&久米仙

雑感

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昨日、家路を辿る車中で乗り合わせた二人連れは、60代後半だろうか、がっしりした体格と日焼けした肌で、肉体労働をずっと続けてきた年輪が感じられた。肉体と自然の接点で暮らしてきたというのだろうか。

 

明らかに沖縄方面の訛りが感じられる語り口で「こんなところまで来ることがあるとは思わなかったな」とか「もう少し先になると、随分とビルが減って海が見えてくるよ」とか話している。

 

正装をして年寄りの方は残波の一升瓶を2本、若い方は久米仙を1本、箱入りで膝の間に置き、胸に抱えていた。

 

「こういうのは飲むとか飲まないとかじゃないんだ。頂いて飾っておく、そういうことでも良いんだ」と年寄りの方が言う。どうやら若い方が、先方はあまり酒を飲む家ではないと心配したことに対する返答だ。

 

どんだけ飲まない家であったとしても、泡盛の一升瓶が三本一度にやってきたら、豊かな気持ちになる。間違いない。この町に一升瓶三本増えたってだけで、少なくとも俺は嬉しいぞ。