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ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

あせらないあせらない

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キャンプソングというのだろうか、要するにキャンプファイヤーを囲んだ状況で唄う歌だ。ユースホステルなどでも歌われるだろう。みんなで声を合わせて唄うものだ。古いものではジョーン・バエズが唄った「クンバイヤ」とか、ピーター・ポール・アンド・マリーが唄った「ロックマイソウル」とかだ。日本のものだと岡林信康の「友よ」なんかも入るのかも知れない。

 

垢抜けないし、カッコ悪い。でも、俺の中のどこかにその歌、そしてその歌が唄われる空間が棲んでいる。

 

みんなで唄うことが出来るものということになると小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」だって、充分にキャンプソングになりえるだろう。

 

火を囲んで「♪瀬戸は、日暮れて、夕波小波♬」なんて悪くないじゃないか。

 

そういったものとは毛色が若干違うと俺が今、感じる歌、だけどキャンプソングとしか呼びようがない歌を紹介したい。ふらりと立ち寄った俺たちキャンパーを前にして、その場所のディレクターが唄うのを聞いた。

 

それは「みちくさ」という歌だ。こんな歌詞だ。

 

まわりばかりを気にしていると 自分のことが見えなくなるよ

他人の服はきれいに見える 自信を持っているように見える

あせらない あせらない 君の歩く道は

石ころだらけで素敵じゃないか

あせらない あせらない 水たまりに映った

空があんなにきれいじゃないか

 

どうっていうことのない歌だけれど、時に思い出す。俺は一休さんのように道端にしゃがんで、「あせらないあせらない」と呟いてみる。その時にこの歌のメロディが一緒に浮かんでくるのだ。