ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

墓参り

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そういうことは苦手だのヘチマだの言っていても、否応なくそうなれば、そういうことをせざるを得なくなってしまう。洋の東西を問わず、古今の歴史を紐解けば、ナチスから内ゲバに至るまでむべなることだ。

 

父の七回忌で、赤い表紙の冊子を渡されて、読めもしない経を母の隣で唱えた時、俺の中の何かが終わり、何かが始まった。

 

それは、父の葬式の時だってそうだ。喪主は母ということで万事進行して来たのに、最後の「喪主挨拶」のところで、「あたしはそんなのヤダよ」と言い出した母の名代で、長男の俺が挨拶をした。どう考えたってそんなことを諾々とするような人ではないと、あらかじめ原稿を用意していた俺だ。

 

七回忌という節目は、意味なんてないと思っていたけれど、いざ坊さんの横で墓に手を合わせてみると、何かこれまでとは違う距離を感じた。死者との距離の塩梅の良さ生まれるだけの年月、それが七回忌なのだろうな。そう思った。