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ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

体力のピーク

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俺は自分自身を蒲柳の質だと認定していた。小学生の頃はひと月、ふた月と学校を休むことがしばしばだった。小学校の頃、スイミングスクールに通わされていたのも、このままでは社会生活を送る上で、問題があるのじゃないかと判断した両親の意向だ。

 

食は細く、給食を食べきれなくて掃除が始まった横で、豚肉の脂身が残ったアルマイトの食器を見つめることもしばしばだった。

 

その生育歴から、長じて後も「やめとけ」と自分で判断することが多かった。ここで無理しても後で困った事になるからな。

 

でもよく考えてみると、無理したことがないから、後で困った事になるという、その困ったことというのがどんなものか分からなかった。

 

この夏、俺の52歳の夏に俺は、これまでの人生で一番泳いでいた夏だったと思う。春先から、週末は海に入りサーフィンをした。韓国では1500メートルを毎日泳いだし、その後にすぐ始まった信州の湖畔でも、相当泳いだ。韓国での下地が俺に自信を与え、俺じゃなくても良い場面でも、俺はすぐにTシャツを脱ぎ、あらかじめ短パンの下に履いている海パン一丁になり、湖に飛び込んだ。

 

飛沫が上がる。暑かったこの夏の日差しの中にきらめいて飛沫が上がるのだ。今、俺は体力のピークにある。何か間違っているだろうか?