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ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

旅の記憶5

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旅に出て、特に異国の地に在って自分の行動半径を徐々に広げていく時の過程が良い。ホテルならホテルの部屋。そこからラウンジ。そこまでは簡単だ。そのラウンジを一歩出て、誰の助けも借りずにうろつき回る。ゆっくりゆっくり。角をひとつ曲がるのにも躊躇してしまう。曲がったら曲がったで、チルチルミチルのパンに代わるような目印を置いておく。それは寝そべっている犬であったり、汗をかいている物売りのオバサンであったり様々だ。

 

やがてランドマークを発見する。変わったデザインとか、やたらと高いとかで目立つビルディングだ。そのランドマークに対してどの方向にホテルがあるのかを確認することが出来れば、行動半径は一気に広がる。隣のコンビニが精一杯だったのが、隣町まで足を延ばすことが出来るようになる。そこからが俺の旅の始まりだ。

 

だからこそ、俺の海外旅行には自転車が必須なのだ。バスを利用するという手はあるが、言葉が通じればともかく、そうでないと途方に暮れることがある。

 

以前、台湾に旅行をした時、101までの無料シャトルバスがあるというガイドブックをから得た知識を頼りに、ちょうど来たバスに乗った。当然それはシャトルバスではなくて、一般のバスだった。いざ101に到着して降りようとした時、料金を払えと引き止められたのだ。更に生憎と小銭もなく、30円のところ俺は5万円札しか持っていないってそんな感じだった。最悪5万円渡して降りていくかって…そんなふざけてばかりもいられない状況で、運転手も俺も困っていたところに「これ遣って」っていう日本語と一緒に、小銭を料金箱に入れてくれた人が居た。日本人なのか台湾人なのかも分からないけれど、ありがたいことだった。

 

もう一度言う。だからこそ、海外旅行には自転車。なのだが、その欲求を満たす簡便な方法はまだ見当たらない。成田からあるいは羽田から輪行するのは大掛かりだ。自転車で世界一周?いや、そんなつもりでは…。そんな本格的なことをしたいわけでない。レンタルサイクルはそれほどポピュラーではない。Wi-Fiスポットを見つけるようにレンタルサイクルを見つけることが出来れば俺の欲求は満たされる。

 

 

バックパッカーに自転車を!それを世界標準にする運動を始めたい。