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ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

旅の記憶4

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旅に出て同じ時間を過ごすうちに初対面の時の印象が少しずつ変わっていく。誰でもだ。緊張が解れ油断をし始める。親睦と称して一献交わすのと同じ効果を緩慢に得て行くようなものだ。

 

一緒にどこぞの裏に隠れて煙草を吸ったりしている時に生まれる共犯感覚や、鍋をつつく時の共生感覚、そんなものをライブ感としてシンクロさせていくからだろう。

 

同じ釜の飯を食った仲というのは、一緒に旅をした仲という意味なのだろうと思う。そうやって時間をかけて人と知り合っていくのが良い。

 

今いるところにはテレビもない。(あっても韓国語では分からないだろうけど)インターネットもコンピュータを抱えて別棟に移動しなければWi-Fiスポットに辿りつけない。近くにはコンビニが1軒だけある。それで何も困らない。それぐらいで良いと俺は思う。このままここで1ヶ月ぐらいいたら、今一緒に過ごしている人たちともっと知り合っていけると思うからだ。

 

 

同じ場所に居るから言葉が通じなくても顔馴染みになる。顔馴染みになったら挨拶ぐらいする。挨拶をしたら言葉を通じ合わせようとする。そんな時間が俺には必要なのだ。さあこの人と知り合えとか、コミュニケーションをしろとかそんなお膳立てに乗れるほど器用ではないし、初対面の緊張感をそのままにしていて構わないというほど無骨でもない。

 

そんなことをつらつら考えて眠った。