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ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

友部正人「あれは忘れ物」

雑感 音楽

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友部正人に『あれは忘れ物』という曲がある。

 

♪こんな暑い日には どっか日陰を見つけ

冷たい石の上で 寝そべっていよう

誰のことも考えない おそらく僕自身のことも

ただ冷たい石の上で 目を閉じよう

そのうちくちの周りには ヒゲが生えてるだろう

額にはくっきりと皺が 増えてるだろう♬

 

ああ、今でも全くソラで思い出せる。極めて散文的ながらこの先歌詞はこうやって進んでいく。

 

薄汚れた俺は、髪や肩や足が汚れて脂でベトベトしてる。でも軽くて肌触りの良いズボンが、俺の足を支えてくれる。頭の上にはいつも涼しい風が吹いてるんだ。

 

傍らを行く若い君のことを見ていると、色々な町、色々な人のことを思い出すよ。お巡りに追われたり、留置場で泣き明かしたり、絶対に離れないって言ってくれた女もいたんだよ。でも、彼女は他の人と結婚しちゃったけどね。

 

この石の上で目を閉じていると、これから先、行くことが出来るだろう色々な場所のことも考える。黄色い中国の砂嵐や、ミシシッピー川のせせらぎの音や。

 

♬どこへでも行ってやろう。そうさどこへでも。

暑くて素敵な毎日じゃないか。♫

 

そうやって閉じられる、あるいは開かれるこの歌が聞こえてくる。そんな季節なのだ。