ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

ボブ・マーリー 日本公演

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あれは1979年4月の新宿厚生年金大ホールのこと。俺はチケットを持っていなかった。ボブ・マーリーのコンサートに行く友人に付き合って、そう、地方からその為に上京した友人と再会することが目的で新宿に行ったのだ。

 

なんだか他にどこへ行けばいいのかも分からなくて、タカノフルーツパーラーで開演までの時間を潰したように記憶する。

 

男子高校生3人が、だ。

 

それはそうと、厚生年金の前まで行って、俺はじゃあねって帰ろうと思った。レゲエなんて(当時の雑誌には、まだ「レガエ」なんて表記されていたりした)聞いたことがなかったし、ボブ・マーリーなんても聞いたことがなかったから。

 

でも、友人二人はすごく楽しみにしているようだし、「オマエも一緒に見れば良いのに」なんて、ホールの前で話していた。

 

すると大学生風の人が近づいて来て「チケット、無いんですか?…実は友人が来られなくなってしまって、1000円で良いので引き取ってもらえませんか?」とのことだった。

 

1000円ならとその話に乗って、俺は2階席の最前列で、コンサートに参加した。

 

信じられるだろうか?その頃は、それがレゲエのコンサートでも、後半の「ゲット・アップ、スタンド・アップ」まで、みんな座って聞いていたんだ。しかも、ボブ・マーリーに「カモン」なんて煽られて、初めてよっこらしょっとって感じで立ち上がったんだよ。(少なくとも2階席はね)そして、俺の左右何席かは、それでも座ったままで、楽しいのかそうじゃないのか、終わりまで聞いていた。

 

いや、俺はラッキー・スターを持ってるって話だ。今じゃあ、若い子に随分と自慢できる。俺はボブ・マーリーの日本公演に行ったんだよって。