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ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

妻のインフル

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案の定というか、あれほど気を使っていたのにも関わらずというか、天網恢恢疎にして漏らさずというのは、明らかにこの場合当てはまらないのだろうけれど、妻がインフルエンザになっていた。

 

仕事帰りにスマホを手にして、「まだ身体も本調子じゃないし、車で迎えに来てもらおうかな」という甘えが顔を出した時に、まさにその時の着信で「私もインフルエンザでした」という文字が見えた。

 

色々なことが走馬灯のように駆け抜ける。この時間だと夕飯の支度は出来ているのか、塾へ行く子どもたちの送り迎えはどうすればいいのか、定期試験間近の子どもたちには、どうしても伝染さないように鉄板の防衛線を敷かなければならないとかから、犬の散歩は行ったのだろうかまで。

 

今日の飯は…から明日の弁当はどうする…明日、俺は仕事の帰り遅いぞとか。そんなことを考えていた。

 

その帰途の車中でアメリカ人の友人と偶然一緒になった。彼に妻のことを話し、あわせて「インフルで寝ている時、ずっと音楽を聞いてたよ。他にすることないからね」そんなことを言った。「落語とか、モンティ・パイソンみたいな音楽とか、あとももクロを聞いてた」そう言ったら、「俺も好きだよ、ももクロ。いいじゃん」って言ってた。「最初はね、日本語の勉強になるかと思って聞いた。でも聞いてるうちに好きになったよ」って。

 

俺がインフルになった時、妻は伝染しないようにリビングに布団を持ちだして寝ていた。俺は、その必要はない。同じA型の免疫が出来ていてもう伝染らないからだ。そうは言ってもちょっとドキドキしている。R1グランプリに出ていた誰かのネタに「生理的に無理」って言われたら「理論上は可能」って言い返すっていうのがあったが、理屈の上では伝染らないと思っていても、インフルエンザでフーフー言ってる人の横で寝るのは、生理的にドキドキだ。少なくとも稀有な体験であることは間違いないだろう。