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ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

結局…

雑感

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タイヤを太くして自転車で通勤するようになった。

 

止むを得ず電車で通勤していた時とは、意識が大きく変わったことに気付く。

 

花輪和一の『刑務所の中』という漫画に、刑務所の中で昼食を食べている時、毎日の繰り返しの中から「明日の今頃もこうやって、ああもう昼食を食べていると思いながら昼食を食べているんだろうな」と独りごち、実際その通りに「ああ、本当にもうこうやって昼食を食べている」と動揺するシーンがある。

 

刑務所の中

刑務所の中

 

電車通勤している方には誠に申し訳ない言い方になってしまうのだが、俺は全く同じ事を電車から下りて勤め先に向かう途中で考えていた。「またこうして朝が来て、またこうしてこの町を歩いているのだな」と。そしてフィルムのコマ落としをしたように、実際に同じ時間、同じ光の中を、丸一日経ったついさっきと、全く同じ意識で歩いていた。

 

自転車で走って通勤すると、それは片道約30分の行程なのだが、光が溢れている。

 

何もかもが塗り直された新品の朝だった。

 

不思議なことだ。