ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

どんとのように

f:id:jerryrollsunny:20120817192056j:plain

 

ぷりぷり

ぷりぷり

 

それで、ここのところどんとの歌声に浸っている。

 

繊細さとは程遠く、上手いか上手くないのかと問われれば、その問い自体が無効化されるような歌声だと思う。例えば、西原理恵子の絵が上手いか下手かという問いのようなものだ。問題は、描こうとしても誰も彼女のようには描けないという点が彼女の魅力なのだ。

 

ぼくんち―スピリッツとりあたまコミックス (1)

ぼくんち―スピリッツとりあたまコミックス (1)

 

経営学的に言う時の「コア・コンピタンス」のエッジが立っているということだろう。同業他社と比較して明らかに顧客を満足させるものがある。好きな人は聞いてくれれば良い。嫌いになるなら嫌いになれば良い。そんな気合で放り出された声は、「これが俺の声だ。俺の歌だ」と圧倒的な質感を持って空間を振動させる。

 

ぶっとい低音でモワモワと唄ったり、ファルセットにひっくり返ってふざけてみたり。

 


ひなたぼっこ

 

その屹立する自由さに惹かれる。

 

どんとのように歌うことはどうしたって出来ないのだけれど、せめてどんとの歌声のように生きることを目指す。