ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

大人未満

f:id:jerryrollsunny:20120324170502j:plain

 

実はこの夏、仲間と集まって酒を飲むことをしていない。

 

そうすると宴というものがどんな按配で、どんな形で行われるのかということを忘れてしまっている。そして、あまつさえ翌日、自分がどのような状態になるのかということも忘れている。酒に関しての適量を自分で理解して…という発想がどうもない。

 

冷酒を飲むとしくじるということは経験的に分かっているのだ。分かっているのだけれど、冷酒を飲む時にはもうその冷静な判断を失うほど飲んでしまっているのだから始末が悪い。

 

金井美恵子がまだ10代の頃に書いたエッセイに「毎日1合ずつ10日で1升飲むより、10日ごとにまとめて1升飲んだ方が良い」という趣旨のことを書いていた。若い頃に読んだ、そのエッセイの記憶が俺の中に沈殿しているような気がして怖い。

 

夜になっても遊びつづけろ (1977年) (講談社文庫)

夜になっても遊びつづけろ (1977年) (講談社文庫)

 

酒の上での失敗が若さ故の過ちで済むような年齢でなくなっている自分が、その年令に相応の成熟を得ていないと思える自分が怖い。

 

大丈夫。無茶をする体力も気力も残っていない。それも頭の隅で分かっている。「継続は力なり」と言うけれど、その「継続」が誤った「力」を持って、へんてこりんな状態になってしまっていることに気付かない。そんな状態も恐れる。

 

う~ん、どうすれば落ち着いて、成熟というものを手に入れることができるのだろう。