ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

セレブとの邂逅とか…遭遇とか

 

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森元暢之は80年代『ガロ』のマンガ作家だ。『反省しない犬』という単行本がある。もう手元になくなってしまった。ぷうのオッサンが、何気なく可愛がっていた子犬を殺されて、小市民的な常識に怒りをぶつけるシーンがとても好きだ。俺の嫌いなのも、このカギカッコ付きの「常識」というヤツだとこのシーンを読んで思った。

 

恥の多い人生を送ってきた俺にも誇れることがある。昔、友人が主催する同人誌に小説もどきのものを書いたことがある。その挿画を森元暢之氏が描いてくださったことはそのひとつだ。

 

大事なものから順番になくなってしまうのが世の常であり、今、探してみたのだが、やはりその号が見当たらない。それにしても、これは俺の人生の伝説だ。

 

そう言えば、昔、本屋でバイトしている時に、同じバイト仲間でジャーナリストの専門学校に通っている女の子がいた。レジで並んで立ちながらの雑談に彼女が言うには「今度、新人作家の村上春樹って人にインタビューするんですよ」「へえ、俺、知ってるよ、その人。群像の新人賞獲った人でしょ?」「そう。先生の知り合いかなにかで、セッティングしてもらったんですぅ」「へえ、面白いね」

 

そんなやり取りだった。確信を持って断言するが、彼女はその経験を自らの伝説にしているはずだ。

 

そう言えば…とつらつら思い出されてくる。

 

鎌倉でギターリストのCharに擦れ違ったことがあるとか、ゴダイゴミッキー吉野横浜スタジアムのトイレで並んだことがあるとか、ゆらゆら帝国のコンサートに行ったら、前の席に宮藤官九郎が居たとか。

 

そんな中での最強はどのケースだろうと取捨選択を行なってみた。自分だけの経験ではなく、人から聞いた話も含めていく。すると知人(60代)の「昔、空港のロビーで後ろの席に三島由紀夫がいた」と別の知人(50代)の「軽井沢のホテルでジョン・レノンがタバコ吸ってた」というものが残る。これが双璧だ。

 

 

反省しない犬

反省しない犬