ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

日々是精進

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いつも思い出話ばかりしているから、たまには日記風に出来事を書いてみようか。

 

昨日の日曜日、妻は午後からバイトに出かけていた。そこへ午前中に部活に行っていた次男が帰って来た。彼は急に、「先輩とプールに行く約束をしたから車で送ってくれないか」と言ってきた。その室内プールまでは車でも20分くらいかかる。バス便もなく、駅からも遠いというちょっと難儀な場所にある。

 

面倒臭いが送ってやった。

 

そのプールから歩いて15分くらいの所に駅がある。そこからうちの隣の駅まで帰ってくることが出来るから、帰りはそこまで電車で帰って来いと、道中にそんな説明をしてやった。隣の駅までだったら迎えに行ってやるから。そう言ってプールで下ろした。彼は「プールだからさ、1時間ぐらいで帰ってくるから」と言っていた。

 

午後はそんなわけでひとりで過ごすスローな1日だった。本を読んで、YouTube見て、ゴロゴロしていた。

 

そんなこんなで気付くと5時を過ぎていた。次男はまだ帰ってこない。夕飯はカレーの予定だ。妻のバイトの帰りは夜8時を過ぎる予定だった。だから俺が作る。それくらいは作れる。いつものことだ。但し、いつもならビールを飲みながら食事の支度をするけれど、次男からの電話が来る可能性があるからそうもいかない。

 

コメを研いで、鶏肉を炒めて、鍋に入れ、出汁を取ろうと水を入れて火に掛けた。玉ねぎを刻もうと皮を剥いた時に次男から電話がかかってきた。

 

「今、プール出たから」

「歩いても良いんだけど、雨降ってるからさぁ、迎えに来てもらえないかな」と。

 

それは気になっていた。プールのすぐ前まで送ったから、次男は傘を持っていないはずだと気付いていた。

 

中1の少年を雨の中15分歩かせるのは忍びない。「良いよ」と車を走らせた。坂を降りた所で心臓が止まりそうになる。慌てて引き返した。鍋を火に掛けたままだった。危ないところだった。

 

それがいけなかった。その失敗が何か俺の中のバタバタのイグニッションキーだったのだ。

 

再び車を走らせ、行程の途中辺りまできた。自分の運転が荒くなっていることに気づいていた。気をつけないといけないな。そう思った。住宅街を抜けて、直進すると国道に復帰する。そんな抜け道を走っていた。自分で帰って来られるような段取りをして遊びに行こうとしないなんて、甘やかし過ぎているんじゃないかとか考えていた。考え事をしながら走っていた為に前の車のウィンカーに合わせて左折してしまった。左折は高速道路に乗るレーンだ。

 

為す術もなく高速へ。ぽつんとプールのロビーで待っているだろう息子の姿が脳裏をよぎる。そして俺は財布を持っていなかった。為す術もなくゲートを通過してしまう。目的地からどんどん遠ざかって行く。そして金もない以上、決着は見えない。

 

一番近い出口で降りて、これこれだと説明をすると「未納手続きを取ってくれ」と言われた。出口すぐの所に事務所があるから、その前の駐車場に停めて手続きをしてくれと。

 

反対車線を横切るようにしてその駐車場に停める。事務所に入ると、すごい目つきの男たちが一斉に俺を注視する。これこれと説明をする。未納の手続きをと言うと、緊張が緩む。

 

「こっちはね交通警察、事務所は隣だから」

 

手続きは車検証を渡して、書類を書いて、支払い期限などの確認をする。決着は見えてきた。残りは時間的に遅れているということだけだ。俺にも少し余裕が出来てきた。渡した書類の整理に何やら時間が掛かりそうなので、窓口のこちらで息子に電話を掛けて「ちょっと道間違えちゃってさ、遅くなっちゃてる。もうちょっと待ってて」とか言うあざとい俺だ。

 

手続きを終えて、車に戻るとズボンのチャックが全開だったことに気付いた。

 

漸く辿り着くと、雨も小降りになっていて、施設の前に青いTシャツの次男の姿が見えた。「こっちは別に平気だよ。ロビーのテレビ見てたから。なんか色々あったみたいだね」と言われた。

 

教訓は 

1.相手を待たせるような迎えは焦る。事故の元なのでしない。

2.家を出る時には余裕を持って。

3.家を出る時は財布を持つ。

4.高速の乗り口の前には、誤って侵入することを回避するような駐車場・事務所がある。