ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

ナウシカ

といっても宮崎駿の話ではない。この国の文化の話だ。

 

この国の文化といっても、そんな大それた話は俺の手に余る。言いたいことは、この国が生み出すもので、世界に誇れるものは、この国の中でバカにされていたものだっていうこと。

 

イギリスで夏を過ごしたことがある。2週間ずつ、4年くらいにわかって。そこで気付いたのは、オックスフォードにほど近い、俺の中ではイギリスの軽井沢って位置付けにあるコッツウォルズ辺りの夏は、カラオケの夏だった。

 

Karaoke

 

地元の人の言葉は訛りがきつくて何を話しかけられても殆ど分からなかったけれど、「Karaoke」だけは確かに分かった。そして「日本人はKaraokeはヤラないのか?」って聞かれて、おいおいって思ったんだよ。

 

カラオケなんて、カウンターバーから静寂を取り去ったものとして、俺たちの前に現れて、必要悪として浸透して行ったのものなのに。

 

イギリスで俺たちは、彼の地の言語や文化に憧れて、なんとかその表層なりと触れたいと思っていたのに。

 

存外それがリアルってもんだ。

 

そしてアニメ。

 

やはりイギリスで知り合いになったフランス人は「カメハメ波〜!」と俺に話しかけてきた。ブラジル人は「ポケモン」と言ってきた。こんなこと、今更いうのもバカバカしいけれど、日本のアニメは世界を席巻している。

 

あんなにこの国ではバカにされていたのに。

 

歌舞伎もそうだったよね。

 

じゃあ、次はどんなものが世界に出ていくんだろう。この国で今バカにされているもの。それでいて、潜在的に抗いがたい勢力を構成しつつあるもの。

 

…宗教?