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ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

吟遊詩人

基本的にギターだけを持っている。それくらいの荷物の少なさに憧れる。そして、町から町へ旅をする。旅っていうか、定住したくないっていうか。基本的に必要なものは、Mac book airだけ、そんな荷物の少なさに憧れる今の俺の原点かもしれない。

 

それはノマド…ってわけじゃない。

それはノマド…ってことかも知れない。

 

列車が来るまでの間、プラットフォームに腰を掛けて、ギターを弾いている。腰掛けてね。ライブじゃないんだから、ストラップを付けて立ってじゃないんだ。

 

ロンドンの地下鉄通路に、座って弾き語っていたドレッドヘアーの黒人も、座っていたよ。すごく上手だったけど、連中、あそこで歌う為にはオーディションがあるんだって聞いて納得した。プロ、だったんだよね。

 

もうずっとギターを弾いている。でも、感心されるほど演奏できた試しがない。自分の出来ることと、やりたいことが中々ピッタリとは合わないものだ。

 

ある時、暇だったから、人だかりの中で歌ってみたことがある。そうしたら「痛い」って言われた。「英語の歌はまだマシだけど、日本語で歌われると聞いていて痛い」って。誉められた…ってわけじゃないよね。でも、英語の歌はまだマシなんだってポジティブシンキングした。

 

そうやって、言いたいこと言われないとダメなんだなって。言いたいこと言わせるような経験を積まないとダメなんだって。だから吟遊詩人になれなかったんだって、過去形じゃ思わないよ。

 

吟遊詩人への道はまだまだ遠いなって思うだけさ。

 

シカゴのジジイのブルースマンって道もまだ残されてるからね。