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ジグ・ノート

備忘録のような形でつらつらと…

ファイト・クラブ

Fight Club 1999 HD 30 Second Promo Trailer 1 友人がずっと昔に「俺のいちばん好きな映画はこれだ」と教えてくれて、それ以後、ずっと気になっていた。気になっていて、見たことだってある。その時は、どうにも意味が分からなくて、途中で見るのをやめてし…

シン・ゴジラ

『シン・ゴジラ』予告 俺にしては珍しいことが2つ。俺の話などどうでも良いのだということは、充分承知している。しかし、なのだ。凡百の俺の中のひとりである俺が、公開すぐに映画を見たのは、そして見終わって、興奮しながら、憑かれたように映画のパンフ…

バベットの晩餐会

『バベットの晩餐会 デジタル・リマスター版』予告 随分昔にこの予告編を見たような覚えがある。いわゆる「名画」との評判に、おそらくは当時は偏屈な時期だったのだろう、そのまま見送った。 いきつけの名画座ジャック&ベティで公開しているというので見に…

ディランとバエズの距離

how many times can a man turn his head and pretend that he just doesn't see? カナダ人の友人、今、カナダで暮らす彼がまだ日本に居た頃の話だ。彼はおかしな奴でコメディのスクリプトを書き溜めていた。そしてそれをお芝居として一緒に演じる相手を探し…

Star Wars

評判なのだ。新作が出るのだ。だが、俺は最初のスターウォーズを見ただけで、その後の作品は何も見ていない。 ジョージ・ルーカスが作ったスターウォーズだけがスターウォーズだと思い込んでしまったところがあり、2作目は、なんだ監督が違うじゃないかって…

シンプル・ライフ

メイウェザーとパッキャオの試合前に、うかうかと乗せられてWOWOWの契約をした。そのまま解除するのも面倒なので、契約したままにしていた。 壊れたと思っていた外付けHDDが、別に壊れていたわけではなく、どうやらタップの方が調子が悪かっただけだったよう…

きっと、うまくいく

映画『きっと、うまくいく』(5/18公開)特別映像【公式】ボリウッド4 - YouTube この映画、傑作だと俺が言うのもおこがましい。インド映画特有のてんこ盛りは言わずもがな。普通だったらこの中のエピソードひとつ二つで1時間30分ぐらいの映画一本にまと…

へこたれる…ヘンリー塚本を見る

仕事が思うように進まない時、へこたれる。それは幾つになっても変わらない。そんな時、最近はヘンリー塚本のAVを見る。するとなぜか、明日も頑張ろうと思う。 ヘンリー塚本の何が俺を励ますのか分からない。登場人物が、アンコールとして腰を振りながら踊る…

『紙の月』を見た

『紙の月』予告編 - YouTube こんなことは、俺のような者が申し上げるのは、笑止千万を承知の上でのことだ。作品の感想を述べるということ、述べてブログに上げるということがどういう意識を俺にもたらすのか感じてみたいのだ。 女子銀行員が金銭を横領し、…

ボリウッド

映画『命ある限り』特別映像【公式】ボリウッド4 - YouTube 今更な話題で恐縮だが、インド映画に夢中になってしまった。 そもそもは、友人が某社のインド支店に勤務しており、その彼が折に触れ、自分が見たインド映画の感想をFacebookに書いていた。 最初は…

バッド・チューニング

Dazed and Confused (1993) - Official Trailer ... 原題は『Dazed and Confused』そう、レッドツェッペリンの『幻惑されて』だ。 1976年、アメリカの建国200年を前にして、夏休みに入る中学生と高校生たち。中学生にとっては、高校1年になる。高校…

チョコレート・ドーナッツ

『チョコレートドーナツ』予告編 - YouTube 横浜は黄金町にある「ジャック&ベティ」という映画館へ。またぞろ友人に勧められた映画を見にきた。まずは、その映画館そのものに風情があった。風情というか意志のある映画館だった。 シネマ ジャック&ベティ …

シンプル・シモン

映画『シンプル・シモン』予告編 - YouTube 多分、放っといたら見なかったろう映画だけど、ひょんな多方面からの紹介を受けて見に行った。 「シンプル・シモン」と言えば、アルプス一万尺のメロディで歌われるマザーグースのタイトルだということを、見終わ…

LIFE!

映画『LIFE!』予告編 - YouTube 想像していたのとは違って子ども向けの要素が多くて面食らった。意識をどのレベルで同調させていけば良いのか分からないままに、「あれ?ひょっとしてこれは映画代がもったいないことになるやつかな…?」と思っていた。 主人…

キューティ&ボクサー

友人の紹介を受けて『キューティ&ボクサー』を見てきた。 ギュウちゃんこと篠原有司男は、俺の中では赤瀬川原平の友人として登場した人物だ。読売アンデパンダン展などで評判になった後、活動の地をニューヨークに移す。そこでどんな活動をしていたのか知ら…

かぐや姫の物語

The Tale of Princess Kaguya Official Extended Trailer (2013) - Studio Ghibli Film HD - YouTube 遅ればせながら、『かぐや姫の物語』を見てきた。妻と二人だ。夫婦50割引というやつで、この制度、夫婦である証明が必要であるわけではないから、「俺と…

街の灯

街の灯 [DVD] 出版社/メーカー: パイオニアLDC 発売日: 2000/01/25 メディア: DVD 購入: 1人 クリック: 77回 この商品を含むブログ (30件) を見る 考えてみると、この『街の灯』から始めて『キッド』『モダンタイムス』『独裁者』と見続けた小学生だったので…

Hair

ヘアー [DVD] 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 発売日: 2008/08/22 メディア: DVD クリック: 2回 この商品を含むブログ (3件) を見る もう何回見ただろうっていうこの映画を、また見た。 初めて見た時、群舞として…

夏が終わった

この肌寒さに身を合わせないといけない。それはマイナスのベクトルではない。溜め込んで積み上げた本を、ホクホク顔で読んでいく時でもある。 『ユージュアル・サスペクツ』『ビッグフィッシュ』『エンドレスサマー』 ケビン・スペイシーの時折見せる空っぽ…

バグダッド・カフェ

随分と昔に、映画好きの友人から「あの映画見てないの?」と勧められたのがこの『バグダッド・カフェ』だ。どんな映画なのか全然分からずに、彼のそのトーンと、ビデオのジャケットに使われている給水塔を拭き掃除している女の人のシルエットから、多分、オ…

TSUTAYA 100円

Different Seasons作者: Stephen King出版社/メーカー: Hodder & Stoughton発売日: 2012/01/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見る TSUTAYAで借りようと思ったのは、『アイアンマン』だった。韓国でふとした機会に『アベンジャーズ』を見て…

秋の夜長的雑感

結局、読めなかった『誰がために鐘は鳴る』もそのままに、『Up』すなわち、『カールじいさんの空飛ぶ家』を買い込み、『Memoirs of Geisha』を買い込み、『罪と罰』を買い込んだ。 ラダーシリーズで、比較的読みやすい英文に沢山触れようという作戦だ。 財布…

映画館にあって…

映画館にあって、DVDに無いもの…と並列しようとして、その位相の違いに気付いた。話は単純だ。映画館と家の違いを考えれば良かったのだ。そこに流れている素材は同じ。 銀座地球座は後にシネパトスと名を改め(そして閉館してしまっ)たけれど、あの頃はまだ…

遠くへ行きたい

町には人間関係がある。その町と町を繋ぐ線路上には、それはない。そこで人は吐息を吐く緩衝地帯だ。「ここ」にある関係性から「そこ」にある関係性に移行する。 こちらの町、その駅前にある立ち食いそば屋と、あちらの町、その駅前にある立ち食いそば屋は、…

そして、スクール

早朝(6時台!)の電車を乗り継いで、ディバッグにバスタオルとビーサンだけを詰めた俺は、目的の地に降り立った。降り立って、いつものように後悔した。止めとこう。帰ろう。 20歳の頃なら本当に帰ったかも知れない。しかし、俺はもう厚顔無恥のオーバー…

50代からのサーフィン

中学3年の時に、『宝島』という雑誌に連載されていた片岡義男の「エンドレス・サマー」という映画についての文章を読んで、海沿いの町に住みたいと思った。正確に言うと、朝起きて、サーフィンが出来る暮らしをしたいと思ったのだ。その為の条件として、海…

俺って何

『僕って何』という小説を書いたのは三田誠広。「わたくしといふ現象は假定された有機交流電燈のひとつの青い證明です」と書いたのは宮沢賢治だ。 俺は俺という人間にどこか中心があって、それは例えば「自我」みたいなもの、その自我が何かを考え、行動し…

エキゾーストノートの匂い

中学の頃、『燃えよドラゴン』を見た少年なら誰でもそうしたように、近所に空手の道場を探して通い始めた。 俺に見つけられたのは駐車場の隅にサンドバッグを吊るして、近所のアンちゃんたちを集めて教えているような、要は「外」で空手の練習をする道場だ…

桐島、部活やめるってよ

彼は妻と渋谷に行った。『桐島、部活やめるってよ』を見るためだ。 彼は妻となる女性と知り合ってすぐに結婚した。結婚してすぐに子どもが生まれたので、バタバタと忙しく、渋谷の町を二人で歩くのなんて初めてなのかも知れないなと彼は思った。 妻が「どち…

うわさに、なりたい

別にそういう目に遇っているというわけの話ではないんだ。そういう目って、噂されてるとかそういうこと。 うわさ話をしている人たちがいる。電車の中、町角、コンビニの隅なんか。 そうだ、なんでそんなことを思ったかっていうと『桐島、部活やめるってよ』…

芝居の神様

渡辺えりがまだ渡辺えり子だった頃に聞いた話だ。彼女が確かNHKの番組に出て「芝居の神様」の話をしていた。 芝居の神様が居る。芝居の神様は芝居が大好きだ。だから、若い連中が芝居を立ち上げようと言う時には、芝居の神様が沢山集まってくる。芝居を作っ…

スミス都へ行く

フランク・キャプラ監督の映画だ。純朴な青年がその純朴さを利用される。 ボーイスカウトのリーダーとして実績を残した青年が、死亡した議員の代わりに担ぎ出される。次期大統領を狙う悪徳議員と、彼を操る水戸黄門で言うところの越後屋が相談をし、傀儡と…

1on1(ワン・オン・ワン)

『ワン・オン・ワン』は映画の題名だ。バスケットの練習で、3on3と言えば、3人対3人の練習のことだから、1on1は1人対1人ということだ。様々な対立の渦に巻き込まれた主人公がその渦を1対1の集積だと捉え直すところから、ドライブが掛かってストー…

おじいちゃん おばあちゃん

金曜ロードショーで『サマーウォーズ』をやっていた。見ていたら、祖父母のことを思い出した。 父方の祖父母は、早くに亡くなった。父はあまり多くを語らなかった。だから、以下は母方の祖父母のこと。 博打打ちだった祖父は、賭場が手入れにあった時、隣家…

デイドリーム

♪ What a day for a daydream What a day for a daydreaming boy And I lost in a daydream Dreamin' 'bout of my bundle of joy ♫ なんてデイドリームに うってつけな日だ 夢見がちな少年には うってつけな日 デイドリームに迷い込んで 楽しいことばかり夢…

黄色い大地 陳凱歌 或いは唄うこと

時々不思議に思うことがある。歌うこと。踊ること。 先日フランスで生まれ育ち、フランス人と結婚し離婚されたという方に会った。自分のメンタリティはフランス人なのだと仰る。その癖、外見はご覧の通り日本人なのだとカタコトの日本語で仰る。この孤独が…

腕時計…かのやうに

映画『イージー・ライダー』で、ピーター・フォンダ演じるところのキャプテン・アメリカは、腕時計を荒野に叩きつけ、マルディグラが行われるニューオーリンズまで、チョッパー・バイクに乗って旅に出かける。 「Don't trust your watch.」 そう言ったかどう…

良く分からないこと

ゴールディ・ホーンの『ファール・プレイ』を久しぶりに見た。 以前見た時は(というのももう20年以上前のことだろうけど)テレビの洋画劇場での吹き替え版で、ダドリー・ムーア演じるところの小心なスケベオヤジの収納ダブルベッドが、調子外れのファンフ…